大学時代からアメリカに渡り、NBAとGリーグにて奮闘を続ける渡邊雄太選手。
渡米直後から周囲の期待を超え続け、メンフィス・グリズリーズと2way契約を締結し、傘下のメンフィス・ハッスルを主戦場として虎視眈々とNBA定着を狙っています。
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今シーズンに入ってからはハッスルにて中心選手としての地位を確立し、平均33分の出場で17.6点、FG%55.4%、3P%37.8% 、リバウンド5.4本と堂々のスタッツを記録。

更に1/23 デラウェア・ブルーコーツ(76ers傘下)戦では35分の出場で40得点、3Pショットはなんと8本成功とすでにGリーグレベルではないことを自ら証明しています。


しかしながら今シーズン、NBAでの出場機会はわずか4試合。中々機会を得ることができていません。
そんな渡辺選手がNBAで生き残っていくにはどうすればいいのか、制度面や目標となる選手から考えていきたいと思います!Go!

1.制度面

現在渡辺選手がグリズリーズと結んでいる契約は2way契約と呼ばれるものです。これは簡単に言うとNBAチームと傘下のGリーグを行き来できる契約になります。ただこの契約ではトップチームへの登録は45日までと制限されており、それを超えるとGリーグの日程が終了するまでトップチームの試合は出場できません。

この契約を結んでる現在の渡辺選手がNBA本契約を結ぶには以下の2つが有力でしょう。

1.グリズリーズにて2way契約から本契約へグレードアップする
2.グリズリーズをバイアウトされて他のチームと契約する。

私は2の選択肢の方が現実味があると思います。というのもグリズリーズは今年の新人王候補筆頭のジャ・モラントを中心に現在ウェスタンカンファレンス9位とプレーオフ戦線当落線上にあり、ロスターを容易に動かせません。それに加えチームにはウィングポジションの選手が多く、チャンスすらもらうのが難しい状況になっています。

その一方でリーグを見渡すとウィングが不足しているチームはいくつかあり、そのニーズに渡辺選手は合致します。それに今シーズンウィザーズに加入したゲイリーペイトンⅡ世のように他のチームの傘下でくすぶっていた選手がチームを変え輝く事例は多くあります。

そういうわけで渡辺選手にはぜひ他チームに移籍してほしいですねえ。NBAの舞台に迎えてくれたグリズリーズにクビにしてくれというのはなんとも複雑ですが…。とはいえ今シーズンのバイアウトの可能性はあまり高くはないと思います。ただ今シーズンで2way契約も切れるので来シーズンの本契約を目指してアピールをし続けてほしいです!

2.目指すべき選手像

渡邊選手が求められているのはいわゆる「3&D」としての役割でしょう。長い腕と高い身体能力を生かして1番~4番まで守れるディフェンスと高確率の3Pショット、これがNBAレベルでこなせるようになればどこのチームからも引く手あまたです。そんな渡辺選手の道しるべになりそうな選手を2名紹介したいと思います。

・テイショーン・プリンス


現在グリズリーズでアシスタントGMを務めるテイショーン・プリンス。彼も現役時代はタフなディフェンスでエースストッパーとよばれ、オフェンスでは外角のシュートからインサイドのプレーまでマルチに活躍した選手でした。

実はプリンスも大学を4年間しっかりと過ごし、ドラフト1巡目23位の順位でNBA入りするも中々出場機会が与えられないなどと渡辺選手と共通点が多くあります。同じ球団にいるのでぜひプリンスからディフェンスの極意やNBAの戦い方を習ってさらなる進化を遂げてほしいです。

・ジョー・イングルス


次に紹介するのはオーストラリア出身のジョー・イングルス。国内リーグ、ユーロリーグを経て2014年27歳でユタ・ジャズと契約を結んだ苦労人ですが、今やジャズに必要不可欠な選手になっています。

そんな彼の武器といえばもちろん3Pショットやタフなディフェンスですが、それだけではありません。彼は今シーズンの平均アシスト数は5.0本でリーグ31位と非常にパスが上手い選手なのです。

渡邊選手にはイングルスのようにパスの上手い選手を目指してほしいなと思います。というのも近年のNBAではスコアラータイプのガードが増え、ゲームメイクを他のポジションが担うことが多いからです。ウォリアーズのドレイモンド・グリーンやナゲッツの二コラ・ヨキッチなんかはその筆頭ですね。ゲームメイクができる3&Dになれたらそれこそ争奪戦になると思います。

現在Gリーグの平均アシストは2.2本と平凡ですが、身長が伸びるまではガードとしてプレーしていた渡邊選手ですからきっとポンテシャルはあると思います!

いかがだったでしょうか?渡邊選手にはチャンスを勝ち取って、末永くNBAで活躍できる選手になってほしいですね。

それでは今日はこの辺で!Bye!