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プロスポーツにおいて乱闘は避けられないものであり、もはや一つの醍醐味ともいえると思います。

今回は、NBAの歴史の中で史上最悪の乱闘だともいわれている、「パレスの騒乱」について語っていきます。

Go!!

パレスの騒乱とは


パレスの騒乱は、2004年11月19日、デトロイト・ピストンズの本拠地パレス・オブ・オーバーンヒルズにて行われた、デトロイト・ピストンズ vs インディアナ・ペイサーズの試合中に起きた乱闘です。



ことの発端は、4Q残り45秒のところでピストンズ3番のベン・ウォーレスがシュートを打つところを、ペイサーズ91番のロン・アーテストが後ろから押して吹かれたファールでした。

過度なファールに腹を立てたウォーレスがアーテストを突き飛ばし、乱闘寸前のところで両チームのコーチや審判が止めに入り試合は一時中断になりました。

中断時この騒ぎの主犯の張本人であるアーテストは、放送席に座ってヘッドフォンをつけて解説者の真似をしたり、席の上で寝そべって挑発的な態度をとるなどしていました。

これに対してピストンズファンからは激しいヤジやブーイングが飛んできました。

そしてピストンズファンの一人が投げたコーラのカップがアーテストに命中し、アーテストは激怒。
観客席に入りこのファンを殴りつけました。

これに対して周りの観客もアーテストに殴り込み、ペイサーズ1番のスティーブン・ジャクソン、7番ジャーメイン・オニールも観客席に乱入し、観客とNBA選手同士の殴り合いが全国で放送されるという最悪の状況になりました。

結局この事件で9人のピストンズファンがけがを負い、2人が病院へ搬送されました。

結局この試合は放棄試合となり、アーテストには86試合の出場停止、ジャクソンは30試合出場停止、オニールは15試合出場停止、ウォーレスは6試合出場停止が言い渡されました。

ロン・アーテストとは




ロン・アーテストは1999年にNBA入り、その後2017年までプロバスケ選手としてプレイしていました。

プレイスタイルはリーグ屈指のセンス抜群のディフェンス、堅実な3Pを武器に2004年にはオールスター選出、2010年にはレイカーズで優勝に大きく貢献するなど、バスケのプレイ面だけ見れば実力者でした。

しかし、コート内外ではもめごとが多く、試合中では幾度にわたって乱闘や口論などを起こしていました。

そんなロン・アーテストは2011年にメッタ・ワールドピースへ改名。

現在はロサンゼルス・レイカーズの下部チーム、サウスベイ・レイカーズの選手育成コーチとして活動しています。

まとめ


いかがだったでしょうか?

この事件の後、選手は観客席へ立ち入ることが禁止されたり、観客も過度な飲酒が制限されるなど二度と起こることがないようリーグ側は厳しくルールを定めています。

またこの事件の主犯であるアーテストはワールドピースに改名するなどなんとも変わった選手でありますが、家族からはとても慕われており落ち着いた性格のいい人だともいわれたいます。

これほどの乱闘は見ていて恐ろしですが、選手同士が闘争心をむき出しにしているのは見ていてとても面白いので、できれば拳ではなくバスケでやりあいをしてほしいですね。

それでは今回はこのあたりで。

Bye!!